ヒナ22日目~孵化直前の様子(5/27更新)22~23日頃まで育っていたヒナです。(かもたま3号)膜を取ると、もう白身は見あたらず、しっかりと羊膜に覆われた、ヒナと黄身の部分が出てきました。 羊膜の中身が、卵の大きさいっぱいに育っていました。 羊膜をはずすと、ヒナの体は約7~8cmになっていました。(生まれる直前には、もう少し大きくなるのかもしれません…) ヒナのお腹から、黄身がつながり、黄身のそばには、尿膜と呼ばれる、排泄物(ヒナが育つときに卵の中でしたウンチやオシッコ)が入った袋もありました。 ヒナの体にはすっかり羽が生えそろっていました。手(翼)も、足もしっかり出来、目には瞼も出来ていました。 くちばしには、卵歯と呼ばれる、卵の殻を割る為の突起(わかりやすく言えば、缶切りみたいなものです…)も出来ていました。 もうすっかりヒナの体が出来上がっていました。 下の写真は孵化予定日まで育ったヒナです。(かもたま4号) 順調に育っていましたが、結局孵化する際、上手く殻にヒビが入らず、力尽きてしまいました。 しっかりと大きく育っていました。大きさは、スズメの成鳥のひとまわり小さいぐらいでしょうか? 羽の色も茶色い筋が入り、カモらしい模様になっていました。 3号の時は、羽の色が全体に白っぽかった(黄色っぽい?)ので、アヒルに近かったのかもしれません…。(あの後、茶色く変わる予定だったかどうかはわかりませんが…) 瞼を閉じている様子は、まるで眠っているようで、今にも起きてきそうでした…。 3号と同じ、花壇に、埋めてあげることにしました。 下の写真は、孵化寸前まで育った、かもたま5号、6号、7号の様子です。 結局…みんな無事に孵る事はありませんでした。 とても残念です。 とても辛く、悲しい思いをしましたが、ヒナたちがここまでがんばって生きた証として、写真に納めました…。 |